2016年9月2日金曜日

Huawei MediaPad M2 8.0 Wi-Fiモデルを購入

2019/09/28追記:Android 6.0アップデートでpm hideコマンドが使えなくなった?(後述)

長らく使っていたNexus 7 (2013)のタッチパネルの不具合・暴走に悩まされていたので、新しいタブレットを購入。
在庫のある店が少なく、在庫のあったNTT-X Storeで購入した。

Huawei MediaPad M2 8.0 Wi-Fiモデル


SoCはオクタコアのKirin 930(Cortex-A53e 2.0GHz×4コア + Cortex-A53 1.5GHz×4コア)が搭載されており、RAMは3GB、バッテリー容量は4800mAhもある。
画面サイズは8.0インチと、Nexus 7よりも大きいがそれほど気にならない。
スペック面ではNexus 7よりずっと優秀だ。

また、Android 5.1.1で、しかもNuPlayerを使っているのに、パズドラのメディアプレーヤー(AwesomePlayer・NuPlayer)問題についての記事で示したような、パズドラのBGMの引っ掛かり&プチフリーズが発生していない。
これはすごくありがたい。

しかし、この端末に使われているUIやアプリなどはかなり癖が強く、Nexusを使っていた身としては違和感だらけだった。

「端末マネージャー」なるアプリの存在

このアプリがウザい。
このアプリ、初期設定のまま動かすと、他のアプリを画面OFF時にタスクキルしてしまう迷惑な機能が付いている。
アプリのトップ画面の右上にある歯車→保護されたアプリ→アプリの横のトグルをONにすることで回避できる(その画面の下側のメニューより一括指定も可能)が、新しいアプリをインストールすると、デフォルトでは保護がOFFになってしまう。
これが億劫なのだが、なんと設定アプリから無効化することができない(「無効にする」がグレーアウトして選択できない)。そのため、後述するコマンドで強制的に無効化した


アプリのアイコンが気持ち悪い

 上の画像2枚のアプリアイコンを見るとわかるが、アイコンが丸みを帯びるように削り取られている
特に、Googleのアプリの一部(Googleアプリ、マップ、Google+、翻訳など)やMX Playerなどに至っては、古いバージョンのアイコンを勝手に表示してしまう
これでは困る上に気持ち悪いので、以下の方法でアプリ本来のアイコンを表示させるようにした。
  1. http://forum.xda-developers.com/general/rooting-roms/hack-enable-pure-icons-borders-t3315731より、「Download」のNew Version - 3.2(執筆時点)を選ぶ(MediaFire、Googleドライブ、MEGAから選べるがどれでもよい)。
  2. ダウンロードしたファイルを、ファイルエクスプローラなどを利用してHWThemesフォルダに入れる。
  3. 「テーマ」アプリより「PureIconsV3.2」を選択→画面下の「適用」を選択。
  4. アイコンが本来のアイコンになる。
以下の画像が修正後の画像である。(Googleアプリに市区町村名が表示されているため修正)

無効化できないアプリをコマンドで無効にする(はずだった)

さて、以下が「端末マネージャー」などのGUIから無効化できないアプリを、コマンドで無理矢理無効化する手順だ。(筆者はWindows 10を使用)
  1. ADB Shellを使える環境を準備しておく。(手順は省略)
  2. コマンドプロンプトを管理者権限で実行。
  3. 以下のコマンドを上から順に入力。
    adb shell
    pm list packages
  4. コマンドプロンプトの画面に、MediaPad M2 8.0に存在する全てのアプリ(パッケージ名)が表示される。
  5. 無効化したいアプリのパッケージ名を調べ、以下のコマンドを入力。
    pm hide [無効化したいアプリのパッケージ名]
  6. Package [パッケージ名] new hidden state: trueと出れば成功。

筆者がこのコマンドで無効にしたアプリは以下に記した。
  • com.android.providers.partnerbookmarks
  • Exchangeサービス(com.android.exchange)
  • MOCAlite(com.futurewei.ecens.mocalite)
  • SmartcardService(org.simalliance.openmobileapi.service)
  • カレンダー(標準で入っていたもの)(com.android.calendar)
  • ギャラリー(標準で入っていたもの)(com.android.gallary3d)
  • ビデオ(com.huawei.hwvplayer)
  • フローティングボタン(com.huawei.android.FloatTasks)
  • レコーダー(com.android.soundrecorder)
  • 端末マネージャー(com.huawei.systemmanager) ←勝手にタスクキルする犯人
  • 音楽(com.android.mediacenter)
端末マネージャーを無効にすると、設定アプリから「省電力」の項目が消えたがそれ以外は特に問題なし。
というか、そもそも4800mAhもの大容量なバッテリーを積んでいるくせに、 省電力なんて必要ない。

~~~ここから2019年の追記~~~
Android 6.0が配信されて2年以上も経って、今更知ったのだが、このコマンドが封じられていたのである。
pm hideコマンドを打っても
Error: java.lang.SecurityException: Neither user 2000 nor current process has android.permission.MANAGE_USERS.
なんてエラーが出てしまう。
調べたところ、pm hideを使うための権限が、Androidアップデートのせいで剥奪されていたのだ。
他の機種だと、Android 5.1.1の時点でエラーだったり、Android 7.0以降にするとエラーだったり…多種多様であった。
ちくしょう…申し訳無いが諦める。
~~~追記ここまで~~~

音量が大きすぎる

この機種は、Huaweiが「音の魔術師」と自負するだけあって、かなり高級なスピーカーを内蔵している。
だが、Nexusと比べると遥かに音が大きい。音量を2段階目にしただけでうるさい。
これは、音量調節のレンジが普通のAndroid機種と同じだから、というのをどこかで見た。
これも困るので、あるアプリを入れて調整した。

ExtraVolumeConfig(音量微調整)

このアプリは、音量の微調整ができるアプリである。
筆者は、「拡張音量設定」を「-6」にした。また、ヘッドセット接続時は「-3」になるようにしてある。

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